2012年11月7日 星期三

フィギュアレビュー コトブキヤ謹製チャンピオンRED8月号付録 聖痕のクェイサー 燈」




鉄ちゃん・鉄子のカラー版乗り鉄バイブル」(中経の文庫刊)を読了。
タイトルには乗り鉄とありますが、鉄道全般を網羅した初心者向けの入門書で、タイトルと内容が少し違ってます。
なので、「乗り鉄」ではなく「鉄道」とした方が相応しい感じがします。
ただ、駅舎を含めた鉄道関係施設や車両の基本的な知識なんかをイラストや写真なんかでわかりやすく書いていて、これから鉄道を趣味にしていこうとしている人にはうってつけな本です。
何よりも魅力的なのが文庫で値段が安いというところ。
鉄道入門書は色々と出てますが、どれもこれも値段が張るのがネックですが、この本は700円程度と気軽に買えます。
鉄分が濃い人には物足りない内容なのは否めませんが、これから鉄道趣味をはじめていこうという人は読んで損しない一作かと思います。

さて、フィギュアレビューをはじめていきます。
今日はチャンピオンRED8月号の付録のコトブキヤ謹製「聖痕のクェイサー 燈」を紹介していきます。
最初に四方向から紹介。
まず、正面。

            燈正面

付録ということでガチャポンサイズで、全高は五センチあるかないかといった感じです。
そのため、全体的に造形は甘く、髪なんかはぼてっとしています。
身にまとった水着?は、「脱がせるフィギュア」と謳ってるだけに、ゴムらしい軟素材の代物で別パーツになってます。
1/8サイズであればその厚みも気になりませんが、物が小さいだけに若干厚ぼったい感じです。
次に左手側。

            燈右手側

組み立て式ですが、パーツの接合箇所が固く、足のパーツが上手くはまりませんでした。
個体差かもしれませんが、ヤングエースの付録として海洋堂が造ったフィギュアと比べるとその精度は見劣りします。
続いて後ろ姿。

            燈後ろ姿

写真ではわかりませんが、お尻の部分が薄汚れていてかなり汚い感じです。
メラミンスポンジでこすってみましたが、なかなか落ちず苦労しました。
このへんは製造ラインの管理が悪いせいかと思われます。
最後に右手側。

            燈右手側

右手も別パーツなのですが、残念な分割線ががっつりと入ってます。
このパーツも足と同様に接合箇所が固いせいもあってはまりが悪いです。
四方向の紹介が終わったので、バストアップを紹介。

            燈バストアップ

顔の造形自体は悪くはありませんが、髪がてかってて安っぽい感じが拭えません。
90年代のフィギュアを思わせます。
つや消しを吹いておけばもう少しましな感じになったかもしれません。
まあ、ガチャポンサイズにあまり高望みをするのも酷ですが。
このフィギュアの最大の売りが「脱がせる」ことができるということなので、水着を脱がした姿を最後に紹介。

            燈キャストオフ

モザイク処理してますが、きちんと胸には造形と彩色が施されてます。
脱がせると急に危険な香りが漂います。
この雑誌自体は成人向けでなく、あくまで一般向けなのでここまで造り込んで大丈夫かと思わないでもないです。
スケールフィギュアであればビンゴで18歳以上推奨品扱いな感じです。

このフィギュアはガチャポンとしてみればレベル相応のできです。
ただ、海洋堂のそれを知ってる身としては、精緻さに欠け格段に見劣りする感じが否めません。
なので、このフィギュアを買うためにわざわざ雑誌を買う程の代物ではないかと思います。
雑誌自体B級テイスト溢れる造りで、読み手を選ぶ作品ばかりで、正直お勧めできる物ではないし。
もっとも、スケールフィギュアを買う勇気はないけど、キャストオフできるフィギュアとはどんなものかを知りたい人にはちょうどいいフィギュアではあります。
サイズこそ小さいですが、だいたいこんな感じの物なので。

ということで今日はここまで。
次回からは加悦SL広場の車両紹介に戻ります。
 
06/20

フィギュアレビュー ビート謹製「ダンシングガール・ナイル アダルトver」

世界の戦闘機 ガールズイラストレイテッド 第二次大戦編」(イカロス出版)を読了。
第二次大戦の戦闘機について解説してる本で、美少女に擬人化したイラストが添えられているのが大きな特徴です。
萌え絵で拒否反応を示す方もいるかと思いますが、兵器の解説自体は至極真っ当で、いわゆるミリタリー系の専門書と大差ない出来に仕上がってます。
むしろ素人には取っつきにくいミリタリー系の専門書よりもわかりやすいぐらいです。
飽きたら萌えイラストで目を休めることもできるし。
軍事オタクの端くれでもあるのでミリタリー系の本はよく読みますが、どれもこれもお世辞にも読みやすいとは言えず、眠気と格闘しながら毎回読んでますが、この本は眠気に襲われることもなくさっくりと読むことができました。
ニッチな機種については軽く触れられている程度で深い記述がないのが残念といえば残念なところですが、第二次大戦の主力戦闘機をほとんど全て押さえてあるので、第二次大戦での戦闘機がどんなものなのか知るのには最適な書かと思います。
このテイストを活かして、戦車や列車砲なんかも取り上げてくれれば喜んで買うのですが、戦車はともかく列車砲なんて需要が少なさそうなので多分無理でしょう。
値段が2千円近くしてちょっと高いのが難ですが、第二次大戦の主力戦闘機を学びたい人であれば買う価値はあるかと思います。

さて、フィギュアレビューをはじめていきます。
今日紹介するのは、ビート謹製「ダンシングガール・ナイル アダルトver」です。
このダンシングガールは日焼けverや通常版など三種類ほど既に発売されており、今回発売されたものは四種類目のものとなるようです。
最初に四方向から紹介していきます。
まず、正面。

            ダンシングガールナイル正面

名前のとおり踊り子風の衣装を身にまとってます。
パーツの各部に宝石を象ったラインストーンが埋め込まれてますが、このラインストーンが光をよく反射し、結構目を惹きます。
次に左手側。

            ダンシングガールナイル左手

正面から見ただけではわかりませんが、髪型はポニーテールとなっています。
太ももには正面からも見えますが、このフィギュアの最大の売りとなるタトゥが施されてます。
一部情報ではこの入れ墨はシールと言われてましたが、現物ではきっちりかっちりと色鮮やかに印刷されていて、十分満足できるレベルでした。
続いて後ろ姿。

            ダンシングガールナイル後ろ姿

ポニーテールに完全に隠れてしまってますが、背中にもきちんとタトゥが入れられてます。
個人的には髪をもう少しばらけさせ、タトゥを見せた方がグッとよくなる気がしないでもないです。
申し訳程度に着けられた下着はピンクですが、ぼかしが入っていて手が込んだ造りです。
最後に右手側。

            ダンシングガールナイル右手側

こちら側の太ももにはタトゥはありませんが、くどくなるのでない方が正解かと思います。
今度はバストアップを紹介。

            ダンシングガールナイルバストアップ

この顔は漫画「ああっ女神様」のヴェルダンディーを彷彿とさせます。
そっくりというわけではないですが、どことなく雰囲気が似ている気がします。
顔の造形はあっさりとしすぎてるきらいもありますが、それほど癖もないので悪くない感じです。
髪の毛がちょっともっさりとしすぎているのが残念といえば残念ですが、全体的に見て及第点のできかと思います。
このフィギュアには、手のパーツが二種類付属してたので、差し替えた姿を続いて紹介していきます。
差し替えその1

            ダンシングガールナイルver2

差し替えその2
            ダンシングガールナイルver3

差し替えその3
            ダンシングガールナイルver4

合計四パターンのポージングが可能ですが、個人的には標準的なポージングがベストかと思いますが、好みに応じて替えられるのは悪くありません。
前回紹介した河合アメリでは下手を打ちましたが、このフィギュアはきっちりとキャストオフ仕様になってました。
まず、ブラを脱がした姿がこちら。

ダンシングガールナイルブラキャストオフ

ブラを脱がしても不自然な感じではありません。
胸にはきちんと造形と着色が施されていて、その大きさや形なんか悪くないできです。
さらに腰布も脱がします。

ダンシングガールナイルブラキャストオフその2

淡いピンクのパンツ一枚だけとなりました。
パンツはキャストオフ不可ですが、個人的にはパンツのキャストオフまでは不要なのでこれだけで十分です。
腰布を着けた方が色っぽい気がしないでもないですが、このへんは好みによるのかもしれません。

このフィギュアは最初ビート製ということで購入を見送ったものですが、タトゥが気になり受注締め切り前に急遽予約した一品です。
届くまでは少し心配でしたが、ビートにしては良い出来のフィギュアで、心配していたタトゥも綺麗に仕上げられてて悪くないものでした。
また、肌に透明感があり、他のフィギュアよりもその質感が高く好印象でした。
サイズは1/6と少し大きめですが、立て膝のポージングのせいでそれほど場所も取らずあまり邪魔にならないのも高ポイント。
総合的に見て、買っても損はしないフィギュアかと思います。

ということで今日はここまで。
次回は「チャンピオンRED8月号付録 聖痕のクェイサー燈」を紹介していきます。
 
06/19

フィギュアレビュー オーキッドシード謹製「タユタマ 河合アメリ」

歯医者で仮歯を挿入。
前の差し歯を引っこ抜かれたり、型取り用のゴムらしきものを何度も咥えさせられたりと、仮歯を入れるまで結構な時間がかかりましたが、その甲斐あって前の薄汚い差し歯と比べると仮歯ながらグッとよくなりました。
これで新しい差し歯に替えれば、好感度が僅かばかり上がりそうな感じです。
ただ、好感度を僅かに上げるためだけに、5万円も支払うのは少し高いような気がしないでもないです。
5万円あればフィギュア用のコレクションケースがもう一つ買えるし。
まあ、賽は投げられ後戻りはできないので、素直に口座からお金を引き落とすより他ないのですが。
今となっては費用に見合った効果を期待するよりほかありません。

さて、フィギュアレビューを行っていきます。
予約してたフィギュアが二体届き、チャンピオンレッドの付録フィギュアもゲットしたので、加悦SL広場の紹介はいったん中断し、今日から三回にわけてフィギュアレビューを行っていきます。
嫌いな方はスルーしてください。
で、今日紹介するのはオーキッドシード謹製「タユタマ 河合アメリ」。
こちらは先日発売されたばかりのフィギュアで、PCゲームのキャラようですが、もちろん元ネタなんて知りません。
早速、四方向から紹介していきます。
まず、正面。

            タユタマ河合アメリ正面

パンツを膝まで下ろし、裸シャツで銃を構えるという、日常生活ではあり得ないポージングです。
が、エロスが漂い悪くない格好です。
手に持った銃は別パーツで、後から手に持たせるようになってますが、思いの外持たせにくく、持たせるのに結構手間取りました。
銃の造りは安っぽく、玩具の鉄砲といった感じですが、デコマスどおりのデキなので文句はありません。
ちなみに、写真ではわかりづらいですが、シャツの胸元には肌色が吹き付けられていて、透けて見えるような感じに仕上げられてます。
次に、左手側。

            タユタマ河合アメリ左手側

顔は銃に隠れて見えません。
代わりにうねうねと長く伸びた尻尾がよく見えます。
続いて後ろ姿。

            タユタマ河合アメリ後ろ姿

尻尾と思ってた物は、尻尾ではなく服の紐の一部でした。
ただ、どう見ても尻尾にしか見えません。
もう片方の紐はデンジャラスゾーンに突き刺さってます。
グローズアップするとこんな感じ。

            タユタマ河合アメリ後ろ姿クローズアップ

壊す覚悟であれば引っこ抜けないこともなさそうですが、抜いたところで益はなさそうな感じで、このままの方がよさげです。
最後に右手側。

            タユタマ河合アメリ右手側

小ぶりながらもきちんと胸がその存在感を示しています。
髪にはきちんとグラデーションがかかり、先端に行くほど色が淡くなっていて、なかなか丁寧な仕事をしています。
今度はバストアップを紹介。

            タユタマ河合アメリバストショット

顔立ちは童顔というかロリっ子ですが、胸には小ぶりながらもきちんと二つ山があります。
アニメ的な大きな瞳のアイプリは、そこそこ綺麗に塗られてて及第点の仕上がりでした。
ちなみに、このフィギュアは予想よりもかなり小さいです。
タバコとの比較がこちら。

河合アメリ&タバコ

ほぼタバコサイズです。
本体がこれだけ小さいので、当然箱も小さく、他のフィギュアの半分ぐらいの大きさしかありませんでした。

この河合アメリは、某大型掲示板では劣化したとネガキャンされてましたが、実物を見てみるとほぼデコマスに近い格好に仕上がっていて、個人的には劣化しているようには見えませんでした。
もっとも、フィギュア歴2年のひよっこなのであれですが。
このフィギュアは出来自体に文句はありませんでしたが、個人的にはかなりがっかりさせられました。
オーキッドシードということでシャツが剥けるとふんで買ったのですが、意に反してシャツはぴっちりとくっつきキャストオフは不可になってました。
このがっかり感は半端なく、久しぶりに買ったことを後悔させられました。
指で服をめくれば胸の造形が見れる造りになっていますが、我が家では飾るときは裸がデフォで、剥けないフィギュアに用はないのです。
次からはキャストオフが明記されてない商品は買わないよう気をつけねばなりません。
ただ、このフィギュアは出来はそれほど悪くないものなので、ロリ系のキャラが嫌いでなければ買っても損はない一品かと思います。

ということで、今日はここまでです。
次回は「ダンシングガール ナイル アダルトver」を紹介していきます。

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